2012年12月4日(火)~5日(水)
ノトススタジオにおいて上演。
『銀河鉄道の夜』は、宮沢賢治の名作をフランスの子どもたちに届けるために作られた作品で、日本語版を制作し全国を巡演していますが、このたび本学でも上演することとなりました。
子どもたちにも分かりやすい内容、上演形式のため、親子でも楽しめる作品となりました。
また、「身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー(通称:演劇コース)の学生も企画・運営を手伝い、プロの現場で実際に見たり聞いたり感じたりすることで様々なことを学ぶ教育の場にもなりました。
公演後には作・演出を手掛けた平田オリザ氏によるアフタートークも行われました。
◆原作◆
宮沢賢治
◆作・演出◆
平田オリザ
◆出演◆
鄭亜美
小林亮子
たむらみずほ
渡辺香奈
◆スタッフ◆
舞台美術:杉山至
照明:西本彩
映像:ワタナベカズキ
映像操作:島田曜蔵
衣装:有賀千鶴
正金彩
舞台監督:中西隆雄
チラシイラスト:マタキサキコ
宣伝美術:太田裕子
制作:石川景子 林有布子
◆企画制作◆
青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
◆主催◆
四国学院大学
~かがわ文化芸術祭2012参加公演~
2012年
12月4日(火)19:30★
12月5日(水)17:00 / 20:00★
★平田オリザ氏によるアフタートークあり
◆あらすじ◆
「銀河ステーション‐‐‐‐‐‐。」
星祭りの夜、一人寂しく夜空を見上げる
ジョバンニの耳に突如響く車掌の声。
親友カンパネルラとともに“本当の幸せ”を求めて
2012年11月27日(火)~11月28日(水)
平田オリザが描く不条理コメディ「隣にいても一人」を伊予弁で上演。
本学助教で芸術監督である西村和宏が主宰するサラダボールと、愛媛県松山市に新しくできた劇場シアターねこのディレクター・山本清文が主宰する演劇団体ステッキとの共同公演を開催。
今回の共同公演開催により、お互いの地域にとっての新規の顧客創出と育成、地域間のネットワークを強固し、さらには四国での演劇ネットワークを築き、四国の舞台芸術の活性化を担う、意欲的な公演の1つとなりました。
◆作◆ 平田オリザ
◆演出◆ 西村和宏
◆出演◆
山本清文 山本称子
門田寛生 永山香月
◆スタッフ◆
美術プラン:カミイケタクヤ
制作:サラダボール ステッキ
◆協力◆
ノトスプロダクション 仙石桂子
サラダボール ステッキ
◆共催◆
シアターねこ
◆公演日程◆
2012年
11月27日(火)
20:00
11月28日(水)
14:00 / 19:30
◆あらすじ◆
朝目覚めると何故か夫婦になっていた昇平とすみえ。 離婚の危機にある彼らそれぞれの兄と姉。
「夫婦って何?」
平田オリザの笑える不条理劇!!
2012年10月17日(水)~21日(日)
ノトススタジオでAプログラム3回、Bプログラム2回、の5回公演。
サラダボール主宰・青年団演出部所属・四国学院大学助教の演出家・西村和宏。劇作家・演出家・劇団第三エロチカ主宰の川村毅の戯曲『ニッポン・ウォーズ』を演出しました。「青春」を主軸に、今まさに「青春」の真っただ中にいる学生達と自分たちと向き合いながら上演に臨みました。
◆作◆川村毅
◆演出◆西村和宏
◆出演◆
四国学院大学学生
島田曜蔵(青年団)
長野海(青年団)
片倉裕介
◆音楽◆ 木並和彦
◆スタッフ◆
舞台美術アドバイザー:カミイケタクヤ
照明アドバイザー:西山和宏(ミュウ・ライティ ング・オフィス)
制作:SARP
◆協力◆
ノトスプロダクション
T Factory
仙石桂子
◆主催◆
四国学院大学身体表現と舞台芸術マネジメント・メジャー
◆あらすじ◆
清輝二十年、ニッポン資本主義共和国連邦、略して「ニチ連」。青空から舞い落ちてきた<銀紙>によって徴兵された男は、核放射能で肥大化したシロナガスクジラの腹中にある部屋へ配属される。その部屋に集められた人々は、名前を持たずアルファベットの記号で呼ばれ、未知の戦場に向け<プログラミング>という名の軍事教練を受けていた。彼らは何のために誰のために戦うのか。ゲームでもごっこでもない“ホンマモンノ戦争”が始まろうとしていた。
2012年8月30日(木)~9月2日(日)
ノトススタジオ芸術監督である西村和宏が、香川県内で演劇活動を続けるアマチュアの社会人と本学学生とともに、香川で創作、香川で観る、地産地消の舞台芸術活動「サラダボール 香川シリーズ vol.1」と題して、「忠臣蔵 -香川のOL編-」「御前会議 -四国学院編-」(作 平田オリザ)を上演。
平田オリザの「会議シリーズ」と称される日本人の会議の様子を描いた人気の2作品を、讃岐弁に翻案して上演しました。
【上演概要】
◆作◆ 平田オリザ
◆演出◆ 西村和宏
◆出演◆
『忠臣蔵 –香川のOL編−』
朝倉久美子 安藤三佳 小野公未佳 佐々木美栄子 中川有紀子 宮田忍 吉本智美
『御前会議 –四国学院編−』
穐山奈未 浦木遙 門田寛生 上池健太 佐々木美緒 永山香月 松川亜鳥
◆スタッフ◆
美術プラン:カミイケタクヤ
美術製作:槇塚登
照明:森田いづみ
舞台監督:山崎千啓
◆協力◆
ノトスプロダクション
ポケティプロジェクト
KS Corporation
◆主催◆ サラダボール
◆共催◆ 四国学院大学
◆公演日程◆
2012年
8月30日(木)
19:30~『御前会議』
8月31日(金)
20:00~『忠臣蔵』
9月1日(土)
14:00~『御前会議』
17:00~『忠臣蔵』
9月2日(日)
14:00~『忠臣蔵』
17:00~『御前会議』
◆あらすじ◆
『忠臣蔵 -香川のOL編-』
もしも赤穂浪士がOLだったら!?昼下がりの社員食堂に集まったOLたち。そこに藩主の切腹とお家とりつぶしの知らせが届く。次にとる行動をどうするか悩む彼女たちは、とにかく議論を始めるが・・・。香川県に在住・在勤のOLが出演し、讃岐弁でコミカルに上演。
『御前会議 -四国学院編-』
普通のサラリーマン、OL然とした男女が仕事帰りに立ち寄り会議をはじめる。
駐輪場の整備や賞味期限についてや世界とは何か、についてなど様々なトピックについて延々と話し合う、笑える不条理劇?!日本人って、情けなくて、ダメダメで、でもやっぱり愛おしい。四国学院大学の演劇コースの大学生が平田オリザの描く日本人像に挑戦!!
2012年6月5日(火)~10日(日)
ノトススタジオでAプログラム4回、Bプログラム4回、の8回公演。
構成・演出に第30回向田邦子賞を受賞したハイバイ主宰・劇作家・演出家の岩井秀人氏を迎え、学生たちが実際に経験した「衝撃を受けた話」を自らが台本化し、演出・出演しました。学生達は人に自分の物語を「伝える」困難さに向き合いながら、表現する喜び、他者と物語を共有することの大事さを学びました。高校時代の恋愛話、再婚する親の話、父親との野球観戦の話など、学生たちの身近でリアルな自伝オムニバスは観客の笑いと共感をよび、口コミやWebでのひろがりもあって、動員は617名と過去最高となりました。
「駐車禁止」
2011年12月1日(木)~4日(日)
ノトススタジオで4回、公演。
振付家として日本のコンテンポラリーダンス界を牽引するかたわら、第56回岸田國士戯曲賞「前向き!タイモン」で受賞するなど、ダンス/演劇の両分野で高い評価を受けている矢内原美邦が学生キャスト・スタッフとともに濃密な稽古時間を過ごし創りあげたコンテンポラリーダンス作品「駐車禁止」は観客の心を大きく揺さぶり、ご来場いただいた多くの方から大きな称賛を浴びました。
四国学院大学アーティスト・イン・レジデンスプログラム(通称SARP/サープ)とは、四国学院大学の身体表現と舞台芸術マネジメント・メジャーが主体となって制作する公演の名称です。毎回プロの演出家・振付家が大学内の宿泊施設に1ヶ月以上滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作し上演することを目指します。
その第1回目となる公演が2011年7月7日~10日に大学の敷地内にある劇場“ノトススタジオ”で行われました。
劇作家・演出家で小説家としても活躍する前田司郎氏が2008年に岸田國士戯曲賞を受賞した『生きてるものはいないのか』を文学座の演出家、上村聡史氏が本学の学生キャスト・スタッフとともに1ヵ月以上に及ぶ稽古を積み重ね、創り上げました。計5ステージに及ぶ公演は連日ほぼ満席となり、本学学生だけでなく、地域に住む人々や遠くは県外からご来場いただき、幅広い層の方に作品を楽しんでいただきました。