2024.8.30(金)に上演したHeini Nukari × Shikoku Gakuin University SHOWINGは無事終了いたしました。ご来場誠にありがとうございました。
フィンランドからダンス・ボイスアーティストで身体を軸としたボイストレーナーのヘイニ・ヌカリ氏を招き、彼女が長年探求してきた、『BODY IS VOICE 体は声』についてを学びました。動きと声と呼吸を統合させる方法を模索し、その可能性を探求しました。
一人やペア、グループで行うエクササイズでは、新しい声や動きのパターンを見つけるための課題をヘイニ氏に提示してもらい、学生たちはもらった課題にそれぞれのアイディアを加え、発展させていきました。最終日には7日間で学生たちが学んだもの、経験をショーイングというかたちで発表しました。
《ショーイング写真》
2024年8月10日 (土)に上演した「市原佐都子×四国学院大学 SHOWING」は無事終演いたしました。
夏の集中講義で⼈間の⾏動や⾝体にまつわる⽣理、その違和感を独⾃の⾔語センスと⾝体感覚で捉えた劇作、演出を⾏う劇作家・演出家の市原佐都⼦⽒を招き、ワークショップ形式で講義を行いました。最終日には7日間の集中ワークショップを通して学んだものをもとに、小さな作品をつくり、発表しました。
今回は舞台の原点となる「戯曲創作」について学びました。
市原先生がどのように戯曲を書いているのか、自身の作品を参考にその方法とアイデアを教えていただきました。
戯曲を書いたこのない学生が多い中、ヒントとなる要素をいただきながら、1人1作品書きあげることができました。
最終日には学生3名の戯曲をリーディング形式で発表しました。
戯曲を書き上げることを目指しながら、“書く・読む・観る”の多面的に戯曲の魅力にふれる7日間となりました。
2024年6月1日 (土)・2日 (日)ノトススタジオで上演した、『アリとネコとキリギリス』は全公演、無事終了しました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
本作は子ども参加型演劇となっており、子どもたちの意見でストーリーが展開していきます。
「アリとキリギリス」を題材に、働き者のアリの一家やカフェを経営するネコのおじさん、ストリートミュージシャンのキリギリスなどオリジナルキャラクターが多く登場し、原作とはひと味違ったストーリーとなっています。
また、劇中で流れるポップでキャッチ―なオリジナル曲は1度聞いただけで耳に残る楽曲となっており、多くの子どもたちが一緒に歌ってくれました。
楽曲に合わせたダンスや、劇中に出てくる転換のシーンのステージングなどはすべて学生が考案したものです。
それぞれのキャラクターの特徴に合わせた振付はつい一緒に踊りたくなるようなキャッチーな振付に仕上がっている点も魅力の一つです。
大人から子どもまで一緒に考えて、一緒に笑える作品になりました。
2024年2月21日(水)~25日(日)に上演した、11期生卒業公演『I‘11 be‥‥』は無事全公演終了しました。
今回は将来への進路選択をテーマに、11期生が思い描く将来についての妄想と、演劇コース卒業生の実話をもとにした等身大の話に、『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『夏の夜の夢』などの古典戯曲からの抜粋を交えつつ、11期生の物語として創作しました。演劇コース卒業生16名にインタビューを行い、卒業生が社会に出てからのエピソードも台本に取り入れています。11期生自身が、古典戯曲の登場人物や卒業生など、様々な人物と時間・空間を超えてオーバーラップしながら、私たちが「なるかもしれない/なるかもしれなかった」未来と過去を描く、大学生活の集大成となる作品となりました。
【公演写真】
2024年1月25日(木)~28日(日) 四国学院大学ノトススタジオ
サラダボール公演『サド侯爵夫人』無事全公演終演いたしました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
2023年11月15日(水)~19日(日)SARPvol.24 オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト『カタログ版 in 四国学院大学』全公演、無事終演いたしました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回は、劇団「ロロ」主宰で劇作家・演出家の三浦直之氏を招き、演劇作品を創作・上演しました。「オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト」は、これまでの劇団ロロの公演で登場することのなかった、三浦氏が創作した大量の登場人物の設定(プロフィール)から生まれた小さな物語をオムニバス形式の作品として、様々な劇場や大学でクリエーション・上演するプロジェクトです。本公演に登場するキャラクターはまるで旅をするかのように、全国で様々な人々によって演じられていきます。
四国学院大学バージョンでは、50 のキャラクターの小さな物語を 14 人の学生が演じ分けました。年齢・性別などが全く異なる人物をどのように演じるか考えながら稽古に取り組みました。
また、オムニバス形式ということで、シーンが次々と変わっていくため、セットを回転させたり移動させることで、見え方が変わるような工夫が施されています。
【公演写真】
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2023年12月23日(土)・24日(日)こども向け演劇公演『ハッピーな姫と白いオオカミ』無事全公演、終演いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
本作は地域の子どもたちが気軽にアートに触れ、言葉とからだを通じた表現や創造の楽しさを味わってもらうことを目的に、本学准教授の西村和宏が創作し、昨年度のノトスキッズ公演として上演しました。今回、丸亀市生涯学習センターにて初再演となりました。
2023年10月7日(土)・10月8日(日)四国学院大学身体表現と舞台芸術メジャー 特別公演が無事終了いたしました。
本公演は今年度から本学カリキュラムの一環として実施される、プロを目指す学生たちのための公演です。今まで培った経験やスキルを活かし、より選抜された少人数の学生で作品創作をすることで、学生一人ひとりの新たな可能性と才能の開花を目指します。また、学生にとって自身の適性をさらに伸ばす機会となると同時に、地域の方々にも広く公開し文化・芸術に触れる場を提供するものです。
『動物園物語』
演出=西村和宏/作=エドワード・オールビー/翻訳=鳴海四郎
夏の昼下がりの日曜日。アメリカ・ニューヨークのセントラルパークにある人気の無い公園手前、ピーターはジェリーという男に出会う。問われるまま家族や仕事のことを話す。やがて饒舌なジェリーに辟易し、遂に……
『すぐそばのダンス』
演出・振付=阪本麻郁/衣装=小松陽佳留
髪の毛をかき上げる、服を直す、「あっ、そっか」といった私たちが日常的に何千回、何万回と繰り返している些細な動きや口癖。日々の生活にある細々とした身の回りの物事や出来事、あるいは地球規模で繰り広げられている環境破壊や世界紛争など。それら全てをコラージュし、日々の営みと複雑に発展した現代社会をたった3人の身体でユーモアと共に壮大に描く、演劇的ダンス作品。
『ラット』
作・演出=仙石桂子
高校教師の三人の女性。少し前に同僚の体育教師が不審な死をとげていた。三人の教師はお互いを疑いながらいつも通りに振る舞う。その中に見える仕事、恋愛、友情へのそれぞれの想い、そして彼を殺したのは誰なのか。職員室という「見える密室」で繰り広げられる人間関係の行方は。