2013年6月15日(土)~16日(日)
ハイバイ主宰で作・演出・出演の岩井秀人氏本人の体験をもとに書かれた作品『て』が香川初上陸。2009年の初演以来3度再演され、このたびキャストを一部新しくしつつ、母親役として岩井氏も出演しました。
岩井氏は、青年団演出部所属、小劇場で人気の劇作家・演出家で、第30回向田邦子賞、第57回岸田國士戯曲賞を受賞。また、俳優としても映画「曲がれスプーン」「踊る!大捜査線3」に出演するなど幅広く活躍しています。
また本学非常勤講師でもあり、四国学院大学・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.3では「われわれのモロモロ」の構成・演出を手掛け、好評を博しました。
本公演では学生も企画・運営を手伝い、プロの現場で実際に見たり聞いたり感じたりすることで様々なことを学ぶ機会にもなりました。
【上演概要】
◆作・演出◆ 岩井秀人
◆出演◆
岩井秀人、上田遥、永井若葉、平原テツ、青野竜平、奥田洋平、佐久間麻由、高橋周平、富川一人、用松亮、小熊ヒデジ、猪股俊明
◆スタッフ◆
舞台監督:谷澤拓巳
舞台美術:秋山光洋
照明:松本大介(松本デザイン室)
照明操作:和田東史子
音響:高橋真衣
衣装:小松陽佳留(une chrysantheme)
記録・宣伝写真:曳野若菜
WEB:斎藤拓
宣伝美術:土谷朋子(citron works)
票券:冨永直子(quinada)
制作:三好佐智子(quinada)、坂田厚子(quinada)、藤木やよい、西村和晃
◆協力◆
krei.inc、サンプル、青年団、レトル、カズモ、キトキト、はえぎわ、吉住モータース、名古屋演劇教室、至福団、シバイエンジン
◆企画◆ 岩井秀人・三好佐智子
◆主催◆ 四国学院大学、ハイバイ、quinada
◆公演日程◆
2013年
6月15日(土)18:00 ★
6月16日(日)14:00 ★
6月16日(日)18:00
★岩井秀人氏と本広克行監督によるアフタートーク有
◆あらすじ◆
多摩地区のある一家。粗暴な父、忍耐強く耐える母、父から理不尽な暴力を受けて育った4人の兄妹。経済的に自立した長男、次男、長女は実家を離れ、ばらばらに暮らしている。離れに住む祖母の認知症が進んだある日、崩壊している家族は長女の提案で一同に会するが、お互いの溝は全く埋まらず、大喧嘩が始まる。大喧嘩のさなか、祖母は息を引き取り、集まることが帰ってよくなかったと長男は長女を非難する。火葬場でもまとまりのない人々。家族間コミュニケーションの乖離をハイバイらしい笑いでまとめた、岩井の自伝的作品。
2013年5月18日(土)~5月21日(火)
香川で創り、四国で上演する、サラダボール公演第3弾!!
審査委員の圧倒的支持をうけて第13回劇作家協会新人戯曲賞を受賞した『ハルメリ』(作・黒川陽子)に西村和宏が新演出で挑みました。
また、東京からプロの俳優4人を招き、地元の俳優、学生たちとともに現代社会を爽やかな悪意でもって描ききりました。
【上演概要】
◆作◆ 黒川陽子
◆演出◆ 西村和宏
◆出演◆
島田曜蔵、鈴木智香子、長野海(青年団)
片倉裕介
山本清文(ステッキ)
穐山奈未、安藤三佳、浦木遥、上池健太、門田寛生、佐々木美緒、豊嶋翼、永山香月、広田智也、藤原薫、松川亜鳥、横関亜莉彩、吉森亜里紗
◆スタッフ◆
舞台監督:福家正洋
照明・音響:ノトスプロダクション
宣伝美術:溝渕僚子
制作:森田有紀 川北実由 サラダボール ステッキ
◆協力◆
シバイエンジン 仙石桂子
◆主催◆
サラダボール
◆共催◆
四国学院大学 ステッキ シアターねこ
◆助成◆
公益財団法人置県百年記念香川県文化芸術振興財団
◆公演日程◆
2013年
5月18日(土) 19:30
5月19日(日) 14:00/19:30
5月20日(月) 19:30
5月21日(火) 19:30
◆あらすじ◆
いつしか「ハルメリ」という言葉が聞かれるようになった。人々の間に「ハルメリ」は次第に広まり、人びとは「ハルメリ?」「ハルメリ」と言葉を交わしあう。「ハルメリ」は、決して突出しない、自分の考えを述べない、突出したものに対しては容赦せずに非難を浴びせる。「ハルメリ」はこうした風潮そのものとなり、社会現象となっていく・・・
学生と教員が新しい舞台芸術の可能性に挑戦する、四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)が主催する実験劇場「ノトスラボ」。
第1弾はシェイクスピアの悲劇2本立て。
シェイクスピア劇を見たことがない人もある人も楽しめる、やんわりわかるシェイクスピアシリーズ。
「踊れ!マクベス」と2012年の「シアタータンク」で好評を博した「たぶん、ハムレット」の2本立てでお届けしました。
【上演概要】
◆公演日程◆
2013年
4月17日(水)
4月18日(木)
19:30
4月19日(金)
20:00
◆原作◆
ウィリアム・シェイクスピア
◆構成・演出◆
西村和宏
◆出演◆
穐山奈未、朝江祥太郎、安藤三佳、浦木遥、門田寛生、上池健太、佐々木美緒、豊嶋翼、永山香月、広田智也、藤原薫、松川亜鳥、吉森亜里紗
◆スタッフ◆
舞台美術:瀧口優
照明:森田いづみ、
玄番穂歌
音響:松本尚也
プロジェクターオペ:横関亜莉彩
制作:森田有紀、川北実由
ノトスプロダクション、
シバイエンジン、
仙石桂子
◆主催◆
四国学院大学
四国学院大学教員の阪本麻郁(コンテンポラリーダンス)と西村和宏(演劇)、仙石桂子(インプロ)が、身体表現と舞台芸術マネジメント・メジャー専攻の学生たちと10ヶ月をかけ、じっくりと創作したダンスと演劇の公演。未来の舞台人育成につながるパフォーミング・アーツ実験ラボ『シアタータンク』
【上演概要】
◆日時◆
2012年
12月13日(木)・14日 開演19:00
15日(土)開演:14:00
◆スタッフ◆
照明アドバイザー:西山知宏(ミュウ・ライティング・オフィス)
音響アドバイザー:川端克実
宣伝美術:西畑美穂
◆協力◆
シーソーズ 岸上知広 ノトスプロダクション シバイエンジン
◆主催◆
四国学院大学身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー
◆演目等◆
『たぶんハムレット』
シェイクスピアの代表作「ハムレット」を15分に要約?!見れば15分でハムレットがわかります。たぶん。
原作:
シェイクスピア(ハムレットより)
構成・演出:
朝江祥太郎
浦木遥
上池健太
木下美穂
佐々木美緒
広田智也
藤原薫
古市さゆり
松川亜鳥
吉森亜理沙
『笑い話は裸足のまんま大人になったようで』
作・演出を手掛ける短編の演劇作品。
「僕」の今と過去と将来と。
作・演出:アキヤマナミ
門田寛生
アキヤマナミ
森田いづみ
『シアターインプロ』
即興で演劇をします。
出演:
穐山奈未
安藤三佳
上池健太
川北実由
松川亜鳥
森田いづみ
安田晃平
山本清文
『たまご』
香川のアーティスト長野由美さんと
ダンスのコラボレーション。
演出・振付:阪本麻耶
美術:長野由美
音楽:田中昭全
テキスト:アキヤマナミ
出演:岡尾麻衣 門田寛生 佐々木美緒 島巻睦美 仙石桂子 高木大太 徳野彩加 豊嶋翼 西森朝可 三嶋孝弥 山崎千啓
2012年12月4日(火)~5日(水)
ノトススタジオにおいて上演。
『銀河鉄道の夜』は、宮沢賢治の名作をフランスの子どもたちに届けるために作られた作品で、日本語版を制作し全国を巡演していますが、このたび本学でも上演することとなりました。
子どもたちにも分かりやすい内容、上演形式のため、親子でも楽しめる作品となりました。
また、「身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー(通称:演劇コース)の学生も企画・運営を手伝い、プロの現場で実際に見たり聞いたり感じたりすることで様々なことを学ぶ教育の場にもなりました。
公演後には作・演出を手掛けた平田オリザ氏によるアフタートークも行われました。
◆原作◆
宮沢賢治
◆作・演出◆
平田オリザ
◆出演◆
鄭亜美
小林亮子
たむらみずほ
渡辺香奈
◆スタッフ◆
舞台美術:杉山至
照明:西本彩
映像:ワタナベカズキ
映像操作:島田曜蔵
衣装:有賀千鶴
正金彩
舞台監督:中西隆雄
チラシイラスト:マタキサキコ
宣伝美術:太田裕子
制作:石川景子 林有布子
◆企画制作◆
青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
◆主催◆
四国学院大学
~かがわ文化芸術祭2012参加公演~
2012年
12月4日(火)19:30★
12月5日(水)17:00 / 20:00★
★平田オリザ氏によるアフタートークあり
◆あらすじ◆
「銀河ステーション‐‐‐‐‐‐。」
星祭りの夜、一人寂しく夜空を見上げる
ジョバンニの耳に突如響く車掌の声。
親友カンパネルラとともに“本当の幸せ”を求めて
2012年11月27日(火)~11月28日(水)
平田オリザが描く不条理コメディ「隣にいても一人」を伊予弁で上演。
本学助教で芸術監督である西村和宏が主宰するサラダボールと、愛媛県松山市に新しくできた劇場シアターねこのディレクター・山本清文が主宰する演劇団体ステッキとの共同公演を開催。
今回の共同公演開催により、お互いの地域にとっての新規の顧客創出と育成、地域間のネットワークを強固し、さらには四国での演劇ネットワークを築き、四国の舞台芸術の活性化を担う、意欲的な公演の1つとなりました。
◆作◆ 平田オリザ
◆演出◆ 西村和宏
◆出演◆
山本清文 山本称子
門田寛生 永山香月
◆スタッフ◆
美術プラン:カミイケタクヤ
制作:サラダボール ステッキ
◆協力◆
ノトスプロダクション 仙石桂子
サラダボール ステッキ
◆共催◆
シアターねこ
◆公演日程◆
2012年
11月27日(火)
20:00
11月28日(水)
14:00 / 19:30
◆あらすじ◆
朝目覚めると何故か夫婦になっていた昇平とすみえ。 離婚の危機にある彼らそれぞれの兄と姉。
「夫婦って何?」
平田オリザの笑える不条理劇!!
2012年10月17日(水)~21日(日)
ノトススタジオでAプログラム3回、Bプログラム2回、の5回公演。
サラダボール主宰・青年団演出部所属・四国学院大学助教の演出家・西村和宏。劇作家・演出家・劇団第三エロチカ主宰の川村毅の戯曲『ニッポン・ウォーズ』を演出しました。「青春」を主軸に、今まさに「青春」の真っただ中にいる学生達と自分たちと向き合いながら上演に臨みました。
◆作◆川村毅
◆演出◆西村和宏
◆出演◆
四国学院大学学生
島田曜蔵(青年団)
長野海(青年団)
片倉裕介
◆音楽◆ 木並和彦
◆スタッフ◆
舞台美術アドバイザー:カミイケタクヤ
照明アドバイザー:西山和宏(ミュウ・ライティ ング・オフィス)
制作:SARP
◆協力◆
ノトスプロダクション
T Factory
仙石桂子
◆主催◆
四国学院大学身体表現と舞台芸術マネジメント・メジャー
◆あらすじ◆
清輝二十年、ニッポン資本主義共和国連邦、略して「ニチ連」。青空から舞い落ちてきた<銀紙>によって徴兵された男は、核放射能で肥大化したシロナガスクジラの腹中にある部屋へ配属される。その部屋に集められた人々は、名前を持たずアルファベットの記号で呼ばれ、未知の戦場に向け<プログラミング>という名の軍事教練を受けていた。彼らは何のために誰のために戦うのか。ゲームでもごっこでもない“ホンマモンノ戦争”が始まろうとしていた。
2012年8月30日(木)~9月2日(日)
ノトススタジオ芸術監督である西村和宏が、香川県内で演劇活動を続けるアマチュアの社会人と本学学生とともに、香川で創作、香川で観る、地産地消の舞台芸術活動「サラダボール 香川シリーズ vol.1」と題して、「忠臣蔵 -香川のOL編-」「御前会議 -四国学院編-」(作 平田オリザ)を上演。
平田オリザの「会議シリーズ」と称される日本人の会議の様子を描いた人気の2作品を、讃岐弁に翻案して上演しました。
【上演概要】
◆作◆ 平田オリザ
◆演出◆ 西村和宏
◆出演◆
『忠臣蔵 –香川のOL編−』
朝倉久美子 安藤三佳 小野公未佳 佐々木美栄子 中川有紀子 宮田忍 吉本智美
『御前会議 –四国学院編−』
穐山奈未 浦木遙 門田寛生 上池健太 佐々木美緒 永山香月 松川亜鳥
◆スタッフ◆
美術プラン:カミイケタクヤ
美術製作:槇塚登
照明:森田いづみ
舞台監督:山崎千啓
◆協力◆
ノトスプロダクション
ポケティプロジェクト
KS Corporation
◆主催◆ サラダボール
◆共催◆ 四国学院大学
◆公演日程◆
2012年
8月30日(木)
19:30~『御前会議』
8月31日(金)
20:00~『忠臣蔵』
9月1日(土)
14:00~『御前会議』
17:00~『忠臣蔵』
9月2日(日)
14:00~『忠臣蔵』
17:00~『御前会議』
◆あらすじ◆
『忠臣蔵 -香川のOL編-』
もしも赤穂浪士がOLだったら!?昼下がりの社員食堂に集まったOLたち。そこに藩主の切腹とお家とりつぶしの知らせが届く。次にとる行動をどうするか悩む彼女たちは、とにかく議論を始めるが・・・。香川県に在住・在勤のOLが出演し、讃岐弁でコミカルに上演。
『御前会議 -四国学院編-』
普通のサラリーマン、OL然とした男女が仕事帰りに立ち寄り会議をはじめる。
駐輪場の整備や賞味期限についてや世界とは何か、についてなど様々なトピックについて延々と話し合う、笑える不条理劇?!日本人って、情けなくて、ダメダメで、でもやっぱり愛おしい。四国学院大学の演劇コースの大学生が平田オリザの描く日本人像に挑戦!!
2012年6月5日(火)~10日(日)
ノトススタジオでAプログラム4回、Bプログラム4回、の8回公演。
構成・演出に第30回向田邦子賞を受賞したハイバイ主宰・劇作家・演出家の岩井秀人氏を迎え、学生たちが実際に経験した「衝撃を受けた話」を自らが台本化し、演出・出演しました。学生達は人に自分の物語を「伝える」困難さに向き合いながら、表現する喜び、他者と物語を共有することの大事さを学びました。高校時代の恋愛話、再婚する親の話、父親との野球観戦の話など、学生たちの身近でリアルな自伝オムニバスは観客の笑いと共感をよび、口コミやWebでのひろがりもあって、動員は617名と過去最高となりました。