2024年6月21日(金)・22日(土)ノトススタジオで上演した「ダンス・リサイクル♻️」リサーチ・ショーイングは無事、全公演終了しました。
ご来場ありがとうございました。
本ショーイングは教員と学生が自主的にセミナーやワークショップなどを行う課外活動、マグノリア・カフェ『踊ろうぜ』の一環として行われました。
この世界に溢れている公演された後再演されない作品に着目し、忘れ去られてしまうであろう作品をリサイクルすることで、再度作品として立ち上げることができるのかというリサーチを行い、その過程を発表したものです。また、作品の中に凝縮された、振付家やダンサー、テクニシャンのノウハウやエネルギーもリサイクルすることを目指しています。
今回は、2015年にドイツの振付家で教育者であるハイデ・テゲダー女史が本学の学生と共に発表したSARP vol.9『空、流れる風・・・』というダンス作品をリサイクルするリサーチを行い発表したものです。
製作過程でテゲダー女史はダンサーにいくつもの質問をし、ダンサーはその質問に動きや声、呼吸で答えます。今回の『ダンス・リサイクル♻️』では、ハイデ女史がダンサーに投げかけた質問をリサイクル(再利用)しましたが、同じ質問を投げかけても、9年という月日が流れ、社会情勢も代わり、またダンサーが違うことで全く違った動きや声、呼吸を導き出すことが出来るということを発見しました。