2014年1月30日(木)~2月1日(土)
ノトススタジオにて、3回公演。
本学客員教授の平田オリザが桜美林大学演劇コースの卒業公演のために書き下ろし、大好評を博した作品。
青年海外協力隊の訓練所を舞台に描かれる本作は、2001年から2002年にかけて、国際協力事業団(JICA)の「21世紀のJICAボランティア事業のあり方」検討委員をしていた経験をもとに、国際協力の問題と、若者たちの不安定な生を重ね合わせる内容。
8年ぶりに青年団本公演として甦った。
【上演概要】
◆作・演出◆ 平田オリザ
◆出演◆
山内健司、志賀廣太郎、島田曜蔵、太田宏、石橋亜希子、大竹直、髙橋智子、村井まどか、荻野友里、河村竜也、小林亮子、堀夏子、長野海、中村真生、伊藤毅、井上みなみ、菊池佳南、重岡漠、富田真喜、森山貴邦、由かほる、ブライアリー・ロング
舞台美術:濱崎賢治
舞台美術アドバイザー:杉山至
照明:伊藤泰行
衣装:正金彩
舞台監督:中西隆雄
振付:白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)
宣伝美術:工藤規雄+上野久美子 太田裕子
宣伝美術スタイリスト:山口友里
制作:林有布子
◆協力◆
㈱アレス
◆企画制作◆
青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
◆主催◆
四国学院大学
2014年
1月
30日(木)19:30~
31日(金)19:30~
2月
1日(土)14:00~
◆あらすじ◆
202X年。日本は三十年間続いた不況の、まっただ中にある。
舞台は、青年海外協力隊の、架空の第四訓練所。
様々な夢を抱き、海外に渡る直前の若者たちの不安定な青春群像が描かれる。
おりしも、来年度から、海外青年協力隊の派遣中止が決定される。
協力隊の未来に不安を抱く者。自らの夢に疑問を持ち訓練所を去る者。
不安や寂しさに耐えきれず、禁止されている所内での恋愛やアルコールに走る者。
隊員たちの真摯な会話から、助けるということ、助けられるということの本質が問われていく。
私たちは、本当に他人を助けることができるのか?
私たちは、誰かに助けてもらうことができるのか?