2022年4月8日(金)・9日(土)『平家物語 Performance 』アトリウムコイノス公演、無事終演いたしました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
2019年、木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一氏を迎えて創作したSARPvol.16『平家物語 REMASTER』の初演以降、キャストの変更やテキスト・演出の修正を重ね上演してきた本作、3回目となる今回は、前回から大幅にキャストを変更し、新世代の平家物語を上演いたしました。
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昨年の『義経記 REMASTER』にも出演した卒業生4名も出演し、計22名で描く、大スケールの群像劇となりました。
2019年度の初演時に1年生だった学生は4回生となり、座組を引っ張っていく立場となりました。上級生は、過去の平家物語や昨年度上演した『義経記 REMASTER』での積み重ねたものを、今回初めて出演する学生たちに丁寧に伝え、初出演の学生も、歴史のリサーチやすり足・扇を使った殺陣(タテと読む、武器等を用いた演技のこと)の自主稽古など、本番に向けて積極的に取り組みました。
『義経記 REMASTER』を経て、この作品に取り組んだことで、エネルギッシュに源平の戦いを描くだけでなく、大きな力に翻弄される人々の心情に、より深く迫ることができました。
本学新入生オリエンテーションのプログラムとしても公演を行い、多くの方に作品を観ていただくことができました。
オリエンテーション、一般公開ともに大変好評で、千秋楽のカーテンコールでは4回ものコールをいただきました。
《公演写真》
©2022 Kato Shinpei