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四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.19『S高原から』

2020年12月17日(木)~20日(日)四国学院大学ノトススタジオ
四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.19『S高原から』無事全公演終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

19回目となる今回は、演出家・振付家を招致して作品を創作するSARPでは珍しく、主に俳優として活動されている山内健司氏を演出に迎え平田オリザ戯曲『S高原から』に挑みました。演出家の目線からではなく、俳優の視点で演出を行ってくださいました。

「S高原から」の舞台は、高原にあるサナトリウム(療養所)のロビー。患者、面会に訪れる人、そしてサナトリウムの関係者が、ロビーに集まっては去っていきます。

そこで交わされる会話は、たわいのないものではありますが、かつてサナトリウムにいた患者の死であったり、余命が短いとウワサされる患者であったり、多くの患者の近いところに「死」があります。あるいは、多くの患者が「死」を近くに感じています。

キャストの学生は稽古の合間に、山内氏によるリアリズム演技の言葉について考え、その価値を学ぶワークショップを体験しながら俳優としてのスキルを磨きました。

見終わった後に、深く余韻を残す作品となりました

 

 

 

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四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)
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