
イベントレポート
青年団第73回公演
『暗愚小傳』
2015年1月22日(木)~24日(土)
四国学院大学ノトススタジオにて計3回公演。
青年団が学生劇団として活動を開始したばかりの1984年に初演され、再演の度に大きな反響を呼んだ作品が、10年ぶり3度目の再演。
4幕構成で淡々と静かに進む日常に、戦争や死、また愛しさや哀しみといった様々なことが盛り込まれ、胸を打つ作品となりました。
1月22日(木)と23日(金)の上演終了後には、平田オリザによるポストパフォーマンストークが開催されました。
【上演概要】
◆作・演出◆ 平田オリザ
◆出演◆
高村光太郎 ・・・ 山内健司
智恵子 ・・・ 能島瑞穂
永井荷風 ・・・ 永井秀樹
夏木孝夫 ・・・ 佐藤滋
長沼一恵 ・・・ 木引優子
金石さん ・・・ 松田弘子
尾崎泰子 ・・・ 井上みなみ
本間春子 ・・・ 森内美由紀
マイケル西田・・・ 折原アキラ
村田絹子 ・・・ 川隅奈保子
ナンシー中村・・・ 堀夏子
宮沢賢治 ・・・ 伊藤毅
◆スタッフ◆
舞台美術:杉山至
照明:三嶋聖子
照明操作:山内茉友子
音響:泉田雄太
衣裳:正金彩
舞台監督:中西隆雄
宣伝美術:工藤規雄+上野久美子、太田裕子
宣伝写真:佐藤孝仁
宣伝美術スタイリスト:山口友里
制作:石川景子
企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
◆協力◆
(株)アレス
◆主催◆
四国学院大学
平成26年度 文化庁
大学を活用した文化芸術推進事業

◆公演日程◆
2015年1月
22日(木)19:30~
23日(金)19:30~
24日(土)14:00~
◆あらすじ◆
舞台は高村光太郎の家の一室。
光太郎と智恵子の慎ましい生活の中には、個性的な客人がやってくる。
そうした中でも、日常は滔々と過ぎ、日本は戦争へと足を踏み入れる。
高村光太郎と智恵子の生活を素材に、変わりえぬ日常を縦軸に、文学者の戦争協力の問題を横軸に、詩人の守ろうとしたものを独特の作劇で淡々と描く。
上演時間=約110分