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四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.22『セブンスター』

2023年2月22日(水)~26日(日)四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.22『セブンスター』無事全公演、終演いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

SARP22回目となる今回は、劇作家・演出家でうさぎストライプ主宰の大池容子氏を演出に迎え、学生と作品を創作しました。

今回取り組んだ戯曲『セブンスター』は、2012年に初演を迎えた、大池氏による作品です。数回の再演を通して磨かれてきた本作を、今回は四国学院大学バージョンとして、大池氏がリライトし、上演しました。

かつて宇宙を夢見ていた青年、大隅天馬を演じるのは出演者の学生8名。出演する学生のパーソナリティを基に、大池氏が戯曲を変更・加筆。夢を追いかけ続けることの儚さや美しさを、等身大の学生の言葉で舞台上に立ち上げました。

宇宙飛行士を夢見た青年・大隈天馬が、ガレージで1人、自転車を組み立てながら、未だに忘れられない初恋の女性や、兄との宇宙への夢を思い出していく本作。学生も、自分の持つ感覚を活かしながら役と向き合いました。

1人の青年を年齢も性別も違う複数人が演じることで、1人の人間が持つ様々な面を表現。「大隈天馬」という1人の人物像がより立体的に浮かび上がりました。

また、本作では舞台美術も学生によってデザインされました。アドバイザーのカミイケタクヤ氏(本学非常勤講師)の指導の下、約40枚のパネルを使って、本作の舞台となる地下のガレージをまるごと製作。ガレージをリアルに再現するだけではなく、戯曲から得た要素を基に、イメージを膨らませ、ガレージの天井から星空が見える工夫を凝らすなど、「宇宙」を大スケールで表現した美術となりました。

 

《公演写真》

©2023 Kato Shinpei

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