四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.22
『セブンスター』
作・演出=大池容子
ガレージで一人、自転車を組み立てる男。
JAXAのロケット開発者を目指していた兄と共に宇宙を夢見ていた彼は、未だに捨てられない憧れと、初恋のあの子の言葉を忘れられずにいた。
『セブンスター』は、かつて宇宙飛行士を夢見た青年が、ガレージで自転車を組み立てながら、自分の過去や現在について語る一人芝居として、2012年に書き下ろした作品です。
今回、この作品を上演するにあたって「八人の俳優で、一人の青年を演じる」という、少し変わった方法で物語を立ち上げることにしました。学年も性別も異なる八人の声や眼差しを通して、大隅天馬という一人の人物の様々な面が浮かび上がる作品にしたいと考えています。
―大池容子
【四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP/サープ)とは】
四国学院大学の身体表現と舞台芸術メジャーと舞台技術・公演マイナーが主体となって制作する公演。毎回、プロの演出家・振付家が大学内の施設に滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作することを目指し、2011年度より年2回のペースで公演を行なっております。
【演出家プロフィール】
大池容子│Yoko Oike
〔劇作家・演出家/うさぎストライプ主宰/青年団演出部/アトリエ春風舎芸術監督〕
1986年大阪府生まれ。2010年4月より青年団演出部に所属し、同年10月にうさぎストライプを結成。2013年9月、芸劇eyes番外編・第2弾「God save the Queen」に参加し、地下鉄サリン事件を遠景に交差する人々の思いを描いた『メトロ』を上演。 2019年3月、二人の父親と一人の娘による“ありふれた”家族の姿を描いた『バージン・ブルース』で平成30年度 希望の大地の戯曲賞「北海道戯曲賞」大賞を受賞。2021年4月、尚美学園大学非常勤講師に就任。同年12月、NHK特集ドラマ『いないかもしれない』脚本でAsian Academy Creative Award 2021 BEST ORIGNAL SCREENPLAY 優秀賞を受賞。
<CAST>
【4回生】椙田航平 中越唯菜 目黒眞子
【3回生】岡田祐介 宮地友希乃
【2回生】土田倭也 馬籠由祐姫
【1回生】杉山凜
<STAFF>
舞台美術|村上桃菜 (2回生)
舞台美術アドバイザー|カミイケタクヤ
照明|古賀美優香 (2回生)
照明補佐|佐伯悠一郎 (2回生) 島本歩花 (2回生) 原麻名実 (1回生)
照明アドバイザー|西山和宏 (ミュウ・ライティング・オフィス)
音響|武内愛実 (2回生)
音響補佐|福島優菜 (4回生) 松岡雄大 (1回生)
音響アドバイザー|高橋克司 (東温音響)
舞台監督|小松原克仁 (4回生)
舞台監督補佐|北島悠暉 (2回生)
ステージング|桂波那 (1回生) 関口晴 (1回生)
演出助手|安田有里 (4回生) 尾﨑海斗 (2回生)
衣装|井手寛菜 (2回生) 岩﨑未紗 (1回生)
宣伝美術補佐|中越唯菜 (4回生)
制作|加藤優和 (3回生) 久万田櫻 (2回生) 松岡希実 (1回生)
日程
2023年2月22日(水)~2月26日(日)
22日(水) |
19:00 |
23日(木・祝) |
14:00 |
24日(金) |
19:00 |
25日(土) |
14:00 |
26日(日) |
14:00 |
*受付開始・開場は開演の30分前
料金
一般 1,000円
大学生以下 500円
※学生の方は当日受付にて学生証をご提示下さい。
※未就学児童はご入場できません。
※NSメンバー対象公演
予約開始
2023年1月23日(月)10:00~
会場
四国学院大学 ノトススタジオ
※善通寺駅から徒歩8分/善通寺ICから車で8分
※学内駐車場あり(1回300円)
主催:四国学院大学
協力:カルテット・オンライン ノトスプロダクション 四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)