四国学院大学社会学部プロジェクト 演劇公演
『ダンデライオンズ』
脚本・演出:仙石桂子 振付:白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)
▶作品概要
2019年度より、本学社会学部の仙石桂子が、西谷清美(本学社会福祉学部教授)が理事を務める就労継続支援B型事業所たんぽぽで、「物語をつくって遊ぶ」即興演劇のワークショップを行ってきました。3年間のワークショップを通して、創作・発表の場を設けたいと考えた仙石が、たんぽぽの皆さんに人生について語ってもらい、それを戯曲化。本学学生がたんぽぽの皆さんと協力して、演劇作品の創作にチャレンジします!
社会学部プロジェクトとは
教員・学生の協働活動の活性化、特色のある教育・研究活動のさらなる推進、その成果の学内外への情報発信を目指して、2022年度より四国学院大学社会学部として取り組むプログラムです。
[出演]
四国学院大学学生、就労継続支援B型事業所「たんぽぽ」 北村茉由(劇団オムツかぶれ) 永田マミ(即興パフォーマンス集団:D〈コロンディー〉) 渡猛(ロクディム)
[スタッフ]
四国学院大学学生
舞台美術:本間智美
照明アドバイザー:西山和宏(ミュウ・ライティング・オフィス)
音響アドバイザー:キタノタダユキ
舞台監督:大瀬戸正宗
宣伝美術:河合沙容子
演出助手:沖野まや(劇団オムツかぶれ)
《西谷清美(NPO法人SAJA就労継続支援B型事業所たんぽぽ 理事)より》
精神障害者と呼ばれる人たちの多くは、長きに亘り専門家が描く治療や援助の物語の脇役を演じてきました。そんな人たちが、演劇がもつ自由で安全な空間と、そこで繰り広げられる対話を通じて、自らの物語を自らの言葉で解き放ち、シナリオのない人生の主役を取り戻していきます。私たちがここで出会うのは「精神障害者」の物語ではなく、目の前で演じられる「ひとりの人」の人生とつながる私たちそれぞれの物語なのです。
●NPO法人SAJA就労継続支援B型事業所たんぽぽ プロフィール
前身は、1990年に精神障害者家族、支援者、市民等の協働によって開設された精神障害者共同作業所「たんぽぽ」。その後、移転や制度改変による存続の危機を乗り越えて、2006年にNPO法人化。2008年から就労継続支援B型事業所として利用者の生活支援、就労支援ならびに地域福祉活動を展開。駄菓子屋店舗運営、施設外就労、クッキーの製造販売、手芸品の制作等の他、クラブハウスや地域交流活動、研修会の開催、当事者研究ミーティング等を実施。「誰もが人生の主人公」をモットーに活動中。
●たんぽぽオリジナル商品展示・販売
たんぽぽの利用者の方たちが一つ一つ丁寧に手作りしたクッキーや雑貨を、公演当日、会場ロビーにて展示・販売いたします。ぜひあわせてお楽しみください。
▶公演概要
[日時]
2022年6月
17日(金) 19:00
18日(土) 14:00 ★アフタートークあり
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前
★アフタートーク ※終演後、30分程度のトークショーを予定
「(仮題)演劇のエッセンスを社会福祉の活動にどう活かすか」
ファシリテーター:仙石桂子(四国学院大学社会学部 准教授)
ゲスト:西谷清美(四国学院大学社会福祉学部 教授)
菅原直樹(劇作家、演出家、俳優、介護福祉士、「老いと演劇」OiBokkeShi主宰)
[会場]
四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)
※善通寺駅から徒歩8分/善通寺ICから車で8分
※学内駐車場あり(1回300円)
学内地図はこちら
[予約開始日]
2022年5月23日(月) 10:00~
[チケット料金]
<予約のみ>
一般 1,000円 / 大学生以下 500円
※学生の方は当日受付にて学生証をご提示下さい。
※未就学児童はご入場できません。
※NSメンバー対象公演
[ご予約方法]
①『ダンデライオンズ』予約フォーム
※ご予約の際は1名様ずつご予約ください。
②四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)
TEL/FAX:0877-62-2324(平日10:00~18:00)
E-mail:sipa@sg-u.ac.jp
※E-mailにてご予約の方は件名を「ダンデライオンズ観劇予約」とし、観劇者全員の【お名前・フリガナ・電話番号・観劇日時・枚数・券種】を明記して下さい。
後日受付完了の旨、ご返信します。
[運営]
【主催】四国学院大学社会学部
【協力】西谷清美(四国学院大学社会福祉学部 教授) NPO法人SAJA就労継続支援B型事業所たんぽぽ
西村和宏(四国学院大学社会学部 准教授・ノトススタジオ芸術監督) ノトスプロダクション カルテット・オンライン
四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)