2023年10月7日(土)・10月8日(日)四国学院大学身体表現と舞台芸術メジャー 特別公演が無事終了いたしました。
本公演は今年度から本学カリキュラムの一環として実施される、プロを目指す学生たちのための公演です。今まで培った経験やスキルを活かし、より選抜された少人数の学生で作品創作をすることで、学生一人ひとりの新たな可能性と才能の開花を目指します。また、学生にとって自身の適性をさらに伸ばす機会となると同時に、地域の方々にも広く公開し文化・芸術に触れる場を提供するものです。
『動物園物語』
演出=西村和宏/作=エドワード・オールビー/翻訳=鳴海四郎
夏の昼下がりの日曜日。アメリカ・ニューヨークのセントラルパークにある人気の無い公園手前、ピーターはジェリーという男に出会う。問われるまま家族や仕事のことを話す。やがて饒舌なジェリーに辟易し、遂に……
『すぐそばのダンス』
演出・振付=阪本麻郁/衣装=小松陽佳留
髪の毛をかき上げる、服を直す、「あっ、そっか」といった私たちが日常的に何千回、何万回と繰り返している些細な動きや口癖。日々の生活にある細々とした身の回りの物事や出来事、あるいは地球規模で繰り広げられている環境破壊や世界紛争など。それら全てをコラージュし、日々の営みと複雑に発展した現代社会をたった3人の身体でユーモアと共に壮大に描く、演劇的ダンス作品。
『ラット』
作・演出=仙石桂子
高校教師の三人の女性。少し前に同僚の体育教師が不審な死をとげていた。三人の教師はお互いを疑いながらいつも通りに振る舞う。その中に見える仕事、恋愛、友情へのそれぞれの想い、そして彼を殺したのは誰なのか。職員室という「見える密室」で繰り広げられる人間関係の行方は。