四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.24
オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト
『カタログ版 in 四国学院大学』
テキスト・演出|三浦直之(ロロ)
2分〜5分程度の短い物語を約30シーンつくります。ぼくは、シーンとは景色のことだとおもっています。
俳優が舞台上にたって上をみれば、そこに空が生まれる。
さらに手のひらをかざすと、そこに雨が降る。そんな風に、俳優たちとたくさんの景色をつくりたい。
ありふれた景色だけじゃなくて、ありえない景色もみえるといいな。
あと、うどんをしこたま食いたいので、滞在期間中に何玉食べれるか記録したい。
―三浦直之(テキスト・演出)
【オムニバス・ストーリーズ・プロジェクトとは】
三浦直之が書き下ろした50のキャラクターと全国を旅する上演プロジェクト。
用意されているのは【氏名】【年齢】【エピソード】が記された各キャラクターの300字程度のプロフィール、そして1キャラクターにつき1ページの台本のみ。ロロの本公演では光の当てられることのなかった物語未満の営みを掬い上げ、実験的にオムニバス形式で紡いでいく。SARP24では「カタログ版」と題し、全キャラクターの台本を一挙上演。14名の出演者が50のキャラクターを演じ分け、バラバラの場所と時間を繋ぎ合わせる。
【演出プロフィール】
三浦直之(ロロ主宰・劇作家・演出家)
宮城県出身。2009年、日本大学藝術学部演劇学科劇作コース在学中に、処女作『家族のこと、その他たくさんのこと』が王子小劇場「筆に覚えあり戯曲募集」に史上初入選。同年、主宰としてロロを立ち上げ、全作品の脚本・演出を担当する。自身の摂取してきた様々なカルチャーへの純粋な思いをパッチワークのように紡ぎ合わせ、様々な「出会い」の瞬間を物語化している。脚本提供、歌詞提供、ワークショップ講師など、演劇の枠にとらわれず幅広く活動中。2016年『ハンサムな大悟』第60回岸田國士戯曲賞ノミネート。劇団外の近年の主な作品に朗読劇「恋を読む」シリーズ(脚本・演出)、映画「サマーフィルムにのって」(脚本)、テレビドラマ「とりあえずカンパイしませんか?」(脚本)など。
【四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP/サープ)とは】
四国学院大学の身体表現と舞台芸術メジャーと舞台技術・公演マイナーが主体となって制作する公演。毎回、プロの演出家・振付家が大学内の施設に滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作することを目指し、2011年度より年2回のペースで公演を行なっております。
<CAST>
4回生 岡田祐介 加藤優和 福家雄介 宮地友希乃
3回生 桑原日和 島本歩花 土田倭也 馬籠由祐姫
2回生 池内怜士 杉山凜 関口晴
1回生 今井真心人 早坂健生 吉田陽登
<STAFF>
舞台美術|佐伯悠一郎 (3回生) 古瀬 樹 (1回生) 松岡結暖 (1回生)
舞台美術アドバイザー|カミイケタクヤ
舞台監督|尾﨑海斗 (3回生)
舞台監督補佐|奥竜之介 (1回生)
照明|原麻名実 (2回生)
照明補佐|古賀美優香 (3回生) 松岡希実 (2回生)
照明アドバイザー|西山和宏 (ミュウ・ライティング・オフィス)
音響|武内愛実 (3回生)
音響補佐|篠原颯帝 (2回生) 矢野なごみ (1回生)
音響アドバイザー|高橋克司 (東温音響)
衣装|久万田櫻 (3回生) 谷澤舞衣 (2回生)
制作|國只実玖 (4回生) 廣本千衣子 (1回生)
日程
2023年11月15日(水)~19日(日)
15日(水) 19:00
16日(木) 19:00
17日(金) 19:00
18日(土) 14:00
19日(日) 14:00
*受付開始・開場は開演の30分前
料金(要予約)
一般 1,000円
大学生以下 500円
※学生の方は当日受付にて学生証をご提示下さい。
※未就学児童はご入場できません。
※NSメンバー対象公演
予約開始
2023年10月23日(月)10:00~
会場
四国学院大学 ノトススタジオ
※善通寺駅から徒歩8分/善通寺ICから車で8分
※学内駐車場あり(1回300円)
学内地図はこちら
主催:四国学院大学
協力:カルテット・オンライン ノトスプロダクション 四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所 (SIPA)
【ブログ】
ノトススタジオからハロー
上記ブログにて、稽古の様子や創作過程などを紹介いたします。
ぜひご覧ください。