市民劇
『私たちの街の記憶』
脚本=「私たちの街の記憶」のみんな 構成・演出=西村和宏
~~わたし、ここで暮らしています。~~
40歳を超えたあたりから、なぜだか、ふっと、脈絡なく、昔の記憶が蘇ることが増えました。
好きだった女の子とコンビニの前で話した何気ない会話とか、
親父につれられて入った近所のパチンコ屋のこととか、
初めて行った居酒屋で飲んだライム酎ハイの味とか。
事実とは少し違うかもしれないけれど、
自分の思い出の中にしか存在しない記憶と場所。
いろんな人の、そういう記憶のかけらみたいなものを集めたいと思いました。
今回参加してくれた市民の方々の、
子供のころに通った駄菓子屋の記憶、
初めて付き合った人とデートした記憶、
仕事ですっごい失敗をしたときに見上げた夜空の記憶、
子供がはしかにかかって連れて行った病院の記憶・・・・・・
参加者が自らの体験を台本にし、自ら演じる、記憶の舞台。
これらの記憶を積み重ねることで、街の風景が舞台上に浮かび上がったらいいなー、と思ってます。
そこで暮らしている人の、そこで暮らしてきた記憶でつくられる「街の風景」
どんな風景が出来上がるのか、どうぞ、ご期待ください。
〔演出家〕西村和宏
■市民劇について
高校生から、定年退職された方まで公募で集まった方々と演劇ワークショップを重ねながら、参加者自らが、住んでいる(いた)街で実際に体験した話を脚本にし、自分で自分を演じます。嬉しかった話、ひどい目にあった話、感動した話、悔しかった話、頑張った話。様々な話を短編オムニバス形式でお届けします。涙あり、笑いありの「街」と「人生」に関する実話に基づいた演劇です。
■公演日程
2017年3月
18日(土) 14:00~/19:00~
19日(日) 11:00~/17:00~
*開場は開演の30分前
*上演時間:約100分
■会場
四国学院大学ノトススタジオ
(香川県善通寺市文京町3-2-1)
〔電車〕JR土讃線「善通寺駅」から徒歩10分。
〔車〕善通寺ICより車で8分。
*四国学院大学の駐車場あり(300円/1日)
■出演
青田夏海/池瑞樹/伊藤快成/大森那津実/木戸口桂子/小林誠/白石桃菜/多田英奈乃
たたらともみ/田中千晶/谷口継夏/中川有紀子/夏樹ひなつ/野久保弥恵/橋本潤/藤原薫
堀井純子/山内せれい/山本晴紀/横関亜莉彩/横山智恵里
■スタッフ
舞台美術:カミイケタクヤ
照明:西山和宏(ミュウ・ライティング・オフィス)
音響:児島塁
衣装:兼松光
演出補:鈴木智香子(青年団)
舞台監督:鐘築隼
宣伝美術:hi foo farm
宣伝イラスト:あさののい
制作:斎藤努/SIPA/「四国学院大学アートマネジメント公開講座」受講生
協力:ノトスプロダクション/シバイエンジン
■主催
四国学院大学
■助成
平成28年度文化庁大学を活用した文化芸術推進事業
