四国学院大学アーティスト・イン・レジデンスプログラム(通称SARP/サープ)とは、四国学院大学の身体表現と舞台芸術マネジメント・メジャーが主体となって制作する公演の名称です。毎回プロの演出家・振付家が大学内の宿泊施設に1ヶ月以上滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作し上演することを目指します。
その第1回目となる公演が2011年7月7日~10日に大学の敷地内にある劇場“ノトススタジオ”で行われました。
劇作家・演出家で小説家としても活躍する前田司郎氏が2008年に岸田國士戯曲賞を受賞した『生きてるものはいないのか』を文学座の演出家、上村聡史氏が本学の学生キャスト・スタッフとともに1ヵ月以上に及ぶ稽古を積み重ね、創り上げました。計5ステージに及ぶ公演は連日ほぼ満席となり、本学学生だけでなく、地域に住む人々や遠くは県外からご来場いただき、幅広い層の方に作品を楽しんでいただきました。