2015年1月30日(金)~31日(土)
四国学院大学ノトススタジオにて計2回公演。
四国学院大学身体表現と舞台芸術マネジメントメジャーの2期生15名が、4年間の集大成として卒業公演を上演。
「卒業」をテーマに、6名の学生が5つの作品を創作。
それらをオムニバス形式に乗っ取って1つの作品にし、上演しました。
卒業生によるもう二度と見ることはできない、15名による最初で最後の作品には、若い力と葛藤や後悔、そして旅立ちへの強い思いが込められていました。
【上演概要】
◆作/演出◆
穐山奈未(総合演出)
門田寛生
上池健太
佐々木美緒
島巻睦美
安田晃平
◆出演◆
穐山奈未
朝江祥太郎
門田寛生
上池健太
木下美穂
佐々木美緒
島巻睦美
瀧口優
平本拓也
松川亜鳥
森田いづみ
森田有紀
安田晃平
山崎千啓
吉森亜里沙
◆スタッフ◆
舞台監督:山崎千啓
照明:森田いづみ・高木里桜・氏原恭子
音響:藤原薫
映像操作:安藤三佳
プロデューサー:森田有紀
補助:木下美穂
宣伝美術:森田有紀・浦木遥
宣伝写真:玄番穂歌
◆協力◆
四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)
ノトスプロダクション シバイエンジン
◆主催◆
四国学院大学身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー
◆公演日程◆
2015年1月
30日(金) 19:00~
31日(土) 15:30~
◆作/演出家コメント◆
場面① 作/演出:上池健太
大学生活の中で思ったこと、苦しんだこと、こうしたかったことなどの思いを戯曲化しました。
演出家という立場の自分と、自分を演じる役者の仲で生まれた葛藤やすれ違い、作品を作り出す苦労を描いたつもりです。
場面② 作/演出:島巻睦美・佐々木美緒
『星の王子さま』をモチーフに、
コンテンポラリーダンスと
言葉のパフォーマンスで表現しました。
“大人になるって、どういうこと?”
という、大人になりきった人には分からない、
大学生という社会的立場を確立していない私達
だからこその疑問と、本公演のテーマである
『卒業』とを絡ませています。
この行き辛い社会の中でも、子どものときの自由な感性を忘れないでほしいというメッセージを込めています。
場面③ 作/演出:安田晃平
現在まで、
演劇公演や即興演劇の舞台に
俳優として参加してきましたが、
卒業公演という集大成の場で、
4年間の大学生活で
経験したことを戯曲化し、
作品を一からつくり、公演したい
という思いで創作しました。
内容は、ほぼ演出家本人の
4年間のノンフィクション
ストーリーと、4回生全員が
それぞれ考える卒業に対する
考えを取り入れたものとなっています。
初演出作品です。
場面④ 作/演出:門田寛生
演出家本人が今まで演じてきた
役柄のセリフを抽出、構成し、
4年間の大学生活を表現しました。
学生生活で得た様々なつながり、
卒業することで消えてしまうつながり、
消えてしまったことでそこから何を得たのか。
三島事件と昨年の新宿焼身自殺未遂事件を
ヒントに構成し、女性の一人芝居で演じます。
全体構成と場面⑤ 総合演出:穐山奈未
4回生15名全員で出演。
全員の4年間のダイジェストであり、何を学んで、何を考えて、何をがむしゃらにやってきたのかを、断片的に切り取り、詰め込んでいます。
まさに題名通り、『その節はお世話になりました。』を表現し、誰しもが経験する、
出会いや別れという普遍的なものを、15名が代弁します。